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テンダーのATS配管2 [配管(テンダー)]

前回に引き続きATS配管を行いますが問題があります。前妻配管キットのATS配管は1.0mmの真鍮線
テンダー下配管セットのATS配管は1.1mmと太さが異なっています、この太さが違うジョイントをどうする
かが大きな課題です。

・ジョイントだけじゃないぞ、解決すべき課題は
テンダー下配管は真鍮線の曲げ加工が必要なキットです、一部曲げ加工済みの部品(管)もありますが
大半はストレートの1本の真鍮線です、配管を意図としたルートで這わす必要があります。

いろいろ御託を並べても先に進みません、一つ一つ解決していきます。

・ジョイントは前妻キットに付いている管受けを改造して使う事に
前妻キットには管受けと一緒になったジョイントが付属していますが、これを使わずに元々の管受けを
利用し、1.1mmの真鍮線に合わせたパイプ状に仕上げていきます。
当初ニューム管の利用を考えましたが太さが合わない事やニューム管自体の管の厚みがあったりと
今回の仕様に合わなかったので使用を断念しました。
DSC04197.jpg

・左側の配管から取付る
右側配管は前妻下で斜めに曲げる必要があり左側に比べ面倒です、よって左側をまず組んでから
右側に取りかかる事にします。
ジョイントを使いテンダー下に延びる延長の1.1mmの真鍮線の曲げ位置を決めていきます、テンダー
下から5mmぐらいの位置に流していきます。

・配管の支持と取付
7mmの管受けを使用して流していきます、六角コックが付いている2mmの配管は珊瑚の図面上では
ATS配管と同列になっていますが、実機は個別に支持されていますからATS配管のみとしました。
テンダー下中央の梁付近の支持は梁の高さに合わせて取り付けますが、実機の支持部分を良く見て
みると、板上の物に受けていると言うより、割ピン状な形になっているのでΦ1.2の割ピンで受ける事に
します。(製作した受けの使用数が少なくなっています)
DSC04288.jpgDSC04289.jpg

・右側の配管の取付
左側をガイドとして作業を進めますがジョイントの根本当たりで配管を左に振るのがまず必要です。
テンダー下に潜り込むのは丁度左側の配管の2mm程の下あたりとなります。

・取付が完了
こんな感じに取付が出来ました、梁近くの受けはΦ1.2の割ピンを使用しています。またジョイントも
良い感じに出来ました。
DSC04290.jpgDSC04291.jpg

・車上子と配管の接続
車上子からの線は0.5mmの軟銅線を利用して延ばしていきます、車上子には2カ所の電線の取付穴が
ありますが車上子の横のステーに一旦取りまとめマスキングテープで止めます(実機がそんな感じで
電線を束ねている)、その先で2本ずつATS配管の先にまとめて半田付けして取付ています。
DSC04292.jpgDSC04300.jpg

これでATS関連の配管や配線全てが終わりました、次回は重油配管関係を組んでいきたいと思います。
本日これにて休工。

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