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非公式面側キャブ下の配管ステーの製作 [キャブ下配管]

2週間ぶりの製作作業となった今日は、非公式面側のキャブ下の配管ステーを作ることにします。
非公式面側のキャブ下配管のスレッドで書いたように、非公式面側のキャブ下には幾つもの配管が
テンダー側へと流れていますが、その配管を受けているのが、今回作成しようとしてるステーになります。

・ステーはLアングル材
実機を見てみるとLアングル材を曲げて途中溶接してステーとして組立られています、まずはこのアングル
材作りから始めます。
アングル材は0.3mm厚の真鍮版を幅5mmにカットし中央で折り曲げて2.5mm幅のLアングルを作ります。
このアングルは傷を気にしなくても良く、真鍮版をペンチにくわえながらハンマーで叩いて曲げていきます。
DSC07101.jpg

・取付位置の確認と曲げ作業
模型と実機を見比べながら取付位置を確認しステーの曲げ作業を行っていきます、曲げ作業は
Lアングルの一部に切り込みを入れて曲げていきます(切り込み部分は半田で埋める)。
末端の方は細かいパーツ(Lアングルを小さく切出した物や、新たに真鍮版を切出した物)を作りました。
作ったパーツを、この後で半田付けで組立ることになります。
なお、この段階で取付位置のマーキングを行っておきます。(後で半田付けで取付ける際の位置出し)
DSC07102.jpg

・組立作業
単純に半田付けで組んでいくだけですが、何せ前回のスピードメーター同様小さいので苦労します。
写真のような形に組上げました。(焼け焦げがかなりありますが、塗装するので無視して下さい^^;)
DSC07105.jpg

・キャブ下配管キットのテンダー配管受けの削除
このステーを取付る事により一部の配管受けの穴を使う必要が無くなります、写真の部分の配管受けを
削り(切り)取ってしまいます。
なお、この作業を行う際にはリア・エンドビームを本体から外してから行っています。
DSC07107.jpg

・ん?配管位置がおかしいぞ!
作業していて気付いたのですが、二子三方コックに継がる配管が模型では、かなり下に延びていますが
実機を見てみると、コックから横に突きだしたパイプの端(水撒き用インゼクター)のあたりでホースへと
継がっています。よって、実機に合わせこの部分を改造します。
(改造は単に丈を詰めて向きを変えるだけですが・・・^^;)
それ以外に気付いたのがキャブ内のインゼクターから延びる配管が違っています、どうやらこの2つの
配管が入れ違って組まれているようです。この配管は途中でカットして半田付けで真鍮線を継ぎ足して
延ばし直します。

・ステーの取付
組上げたステーをリア・エンドビームに半田付けします、写真のような感じで組上がりました。
なお暖房管は、φ1.5用の管受を使ってリング部を割いて布巻管に挟み込んでいます。
(写真ではまだ取付いていませんが・・・)
DSC07109.jpg

こんな感じに仕上がりました。またもや実機に合わせた形への修正が出ちゃいましたが、まあ良しと
します(スミマセン!この配管修正出来てません)。
DSC07110.jpg
手を入れる度に何らかの修正が出てきますが、これも一つの楽しみ(?)として対応して行きたいと
思います。
さて、次回は何処をいじりますか・・・本日、これにて休工。

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非公式面の配管修正他 [キャブ下配管]

1日置いての作業です、まずは非公式面側のキャブ下のL字配管(No.25の2φ暖房管)を布巻管に
置き換えるのと、他小変更作業を行います。

・暖房管の置き換え
キットの配管を取付てから気付いたこの配管ですが、一段落したのでこの交換作業に取りかかりました。
元の配管路同じように曲げ加工して取付るだけです。
DSC06948.jpg

・空気弁の取付ビスの交換
今まで何で交換していなかったんだろうと思う部分ですが、交換していない事に気付き交換する事に
しました。
空気弁の網の部分はメタリックグレイで塗装してあります(組立当初から)が所々塗装がはみ出して
いますがご愛敬と言う事でお願いします^^;、でもこれだけでもディティールアップするモンです。
交換に際し、珊瑚の六角ネジを使いましたが僅か寸足らずでシッカリと固定出来るほど締める事が
出来なかったので嫌気性接着剤で固着させています。まあ、今後外す事は無いはずでしょうから・・・
DSC06944.jpgDSC06946.jpg
           交換前                      交換後

今日はめっちゃ軽い作業に止めました、次回はキャブ下配管に継がる3本の配管を行いたいと思います。
本日、これにて休工。

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キャブ下配管の追加(公式面側6) [キャブ下配管]

一昨日は急な出勤のため作業が出来ませんでしたが前回の作業を引き続いて行います。
この公式面側の作業も今回含めて6回にもなりますが本当に一筋縄で行かない改造キットで、いざ購入
して組むにしてもかなり悩まれながらの作業になっていると想像します。
かなり自分は素の状態から改造しまくりで、そのまま組むための組立参考にはなりませんが、納得いく
まで極力実機に近い状態を再現したくて、このような形での製作になっていますので、ご了承下さい。
さて、前置きが長くなりました、作業再開します。

・No.15の1.5φ管Fの作り直し
早速、配管の作り直しです、セットの配管をそのまま使うと、ほぼ分配弁の真上に配管が延び本誌75号の
メカニックファイルの図のような分配弁右側からの配管となりません。
Zエルボーの改造の影響で奥側にオフセットがかかっているとは言え作り直すしか無いようなので写真の
ような複雑な形の配管となりました。
DSC06879.jpgDSC06880.jpg

・Zエルボーとの接合
何とか分配弁へ継がる配管は処理出来たので、残すはZエルボーとのドッキングです。前述のように
Zエルボーに継がる配管は奥へオフセットがかかっているためその分の補正が必要となってきます。
コックやTエルボーが意図とした位置に来るように曲げ加工を行いました。曲げは方向位置修正レベルで
極端な曲げはありません。
またこの作業後には塗装が難しいので予め塗装も行っておきます、コックは白にそしてNo.15の1.5φ管
Fは未塗装のままとしています。
DSC06883.jpg

・テンダーへと延びるNo.14の1.5φ管Eの修正
管F同様に位置を変えているので、それに合わせ、この管も修正が必要です。この間は全部作り直しでは
無く、コックに継がる部分の曲げ補正で対処しました。
取付に際しキャブ・ビームを取外てから作業を行っています、付けたままでは他の部品が干渉し思うように
作業が出来ませんでした。
DSC06886.jpg

・前の作業の補正(塗装の剥がし)
分配弁の左側に継がるNo.9の1.5φ管Cの分配弁寄りの配管は未塗装であるのに間違って塗装し
ちゃったので、それを剥がすことにしました。

・ブレーキ弁0.5mmからの配管の処理
分配弁へと継がる2本の銅線処理も無火装置脇のコック同様に1mmの銅パイプを根本に付けて固定
します。
DSC06895.jpg

・ラストのZエルボーの一番外側の配管を塵コシまで持っていく
これは塵コシ自体も取付板に固定してるので割と簡単に取付られました、ただセットし含まれている
No.16の1.5φ管Gは寸足らずで使えず作り直しをしています。途中No.17の1.5φ・1.2φ径違い
エルボーを介しての接続となります。この径違いエルボーの位置ですが分配弁の台座よりちょっと上
ぐらいの位置にあるので塵コシからの管の長さを調整しエルボーがこの位置に来るようにしています。
また、少々ですが配管の曲げ修正を行っています。
DSC06896.jpg

・無火装置脇のコックからの配管処理
先に延ばした0.5mmの銅線ですが、1.5φ・1.2φ径違いエルボーに継がる1.5の真鍮線の途中に
0.5mmの穴を空けてそこに固定しますが、根本には無火装置脇のコック同様に配管ジョイントに見せた
1mmの銅パイプを付けておきます。

やっとこれでキャブ下配管セット全ての作業が完了しました。当初は非公式面が1日で終わったので
2,3回で終わると思いきやここまでかかってしまいました、本当に「キャブ下配管セット侮るなかれ」と
言った感じです。
DSC06914.jpg

この後はZエルボーの反対側の配管が待っています、これまでの一番の難所と思う作業を乗り越えたので
この先は楽(?)に作業を進められればな・・・と思っています。
今日はこれで一段落付いたので、おしまいです。
本日、これにて休工。

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キャブ下配管の追加(公式面側5) [キャブ下配管]

GW突入しましたが昨日はヤボ用で作業出来ず本日作業開始となりました、さて残りの部品もだいぶ
少なくなってきていますが、まだまだ悩みも絶えない状態での作業が続いています。
さて、本日キャブ下配管作業は完了するのでしょうか・・・・

・コックの丈が長い
早速問題にぶつかっています、無火装置の真上にあるコック2つですがコック間の幅が長いのと
実機のコックは120°ぐらいの角度を持った形で装着されています。
まずはこの部分の修正をしなくてはなりません。
DSC06805.jpg

・コックを取外す
どうやら1.5φの穴が空いている側のコックはT字エルボーにロウ付けされている感じです(?)、なので
思い切ってニッパで切断し穴明けすることにしました。
半田ゴテで過熱して外すことにチャレンジしましたが失敗、バラしてみると1つの一体のロストワックス
の部品であることが判りました。

・T字エルボーの丈を詰め、穴を空ける
外したエルボーはヤスリで丈を詰めます、そして各パーツに1.2mmの穴を空けます。エルボーは穴を
貫通させました。(色が黒いのは先の作業で半田コテで熱を加えて焼けたためです^^;)
DSC06806.jpg

・再度組立て
実機に合わせて再度組立しますが、実機に合わせて各パーツの配置を決めます。心棒に1.2mmの
真鍮線を通しておきます。
また、2つのコックの取付き角をこの段階で合わせておきます。
DSC06808.jpg

・Zエルボーとの接合でまた問題
いざZエルボーと継ごうとしたら今度は反対側が寸足らずです、やむなくコックの反対側も根本からカット
して配管を継ぎ足すことにします。結局、コックやエルボーを切り出して新たに作り直した状況に
なっちゃいました。
DSC06809.jpg

結局、今日はコックの作り直しで終わってしまいました。残りは明日に行う事としますが、明日は夕方から
外出予定なので昼ちょっと過ぎが限界かなと思います。
さて、明日に作業は終わるのでしょうか・・・テンダーに流れる配管やら作り直しの部品もありますから。
段取りを考えつつ、作業を切り上げる事にします。
本日、これにて休工。

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キャブ下配管の追加(公式面側4) [キャブ下配管]

昨日の作業で気付いたのですが塵コシにまたドレンが付いていません。今日は午前中までは時間が
あるので、小作業ですが行う事にしました。

・塵コシにドレインを追加する
昨日の写真の通り、ハンドルはあるもののドレインパイプがありません、まあ、ここまでロストワックスで
作込むのに限界はあるでしょうから追加することにします。ドレインパイプは0.6mm燐銅線を使用します。
DSC06785.jpg

・部分塗装
ベース板やZエルボー組立の塗装を行います、ホントだったら昨日やる予定だったんですが・・・
塵コシは写真を見て下さい、銅管の地が出ている部分があるのでこの部分はわざと未塗装です。
塗装後はZエルボーの一番奥側の管とベース板から来る管を半田で継ぎます。

・無火装置のコック先の配管処理
ここは0.5mmの銅線を利用して配管しますが、一工夫しています、コック根本には1mmの銅パイプを
径違いのジョイントに見立てて付けています、これで直接0.5mmの銅線を付けるより接着性が上がる
だけでなく、体裁も良くなります。
まだZエルボーからの配管が出来ていないので宙ぶらりんの状態ですが、次回に反対側を固定します。

さて残る配管の数が数本です。次回の作業でこの部分の作業は完了させたいと思います、まあ5月
連休にも突入するし時間的にも十分作業時間が取れそうです、そうそう連休に入る前に足らない部材を
集めて来ないと作業自体もままなりませんから、明日の会社帰りにお店に寄って仕入れて来ようと
思います。
DSC06793.jpg

午後はヤボ用(地区の会議)なので、ここら辺で終わりにします。本日、これにて休工。

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キャブ下配管の追加(公式面側3) [キャブ下配管]

今日も先週に引き続き公式面のキャブ下配管の作業を行います。作業自体は進んでいますが、まだ解決
すべき課題が残っているのも確かです。さて、今日は何処まで進展するか・・・

・Zエルボーの取付
そろそろZエルボーを組んでおかないと先に進まない感じです、ただZエルボー管受けに通って居るだけで
何も固定する部分がありません、特に3つ並んだ真ん中の管は何も支持が出来ていない管のために
何処かで支持が必要となってきます。
と、言う訳で配管受けの内側からエポキシ接着剤で肉盛りしながら1つの部品に仕上げることにします。
瞬間接着剤で仮止めした後にエポキシ接着剤を肉盛りする形で作り込みます。
DSC06769.jpg

・分配弁下の塵コシ
セット内の塵コシは配管が通り曲げ済みとなっていますが配管のルートがイマイチです、よって新たに
配管を作り直すことにしますが、まずは塵コシ自体を固定することにします。
取付いている配管は塵コシ脇でカットして塵コシだけ取出し、非公式面の塵コシと同様に裏側に支柱
(1mm)を立てて支持板に取付ます。
支柱は塵コシの裏側に立てますが、塵コシ下側にあるコックが取付時に手前になるようにして下さい。
(実機は左側に付いていますが前側で良しとしました)
DSC06767.jpg

・塵コシの取付とその配管
写真の様に取付板に取付用の穴を空けて取付ています、併せて配管も再作成しました見ての通りの
形です。右側の配管はただ差し込んだだけで分配弁まで配管は行っていません、見えない場所でもある
ので、省略しちゃいました。^^; 左側も以降の作業の邪魔となるため、これ以上の延伸は行いません。
未塗装なので塵コシ自体も接着しせず穴に差し込んだだけです。
また塵コシ右側配管の途中には継手(ジョイント)が実機ではあります、これは塵コシ右側のT字エルボー
を利用してジョイントを作りました(ジョイント部分をカットして削り出す)
DSC06781.jpg

・八角管継手(ジョイント)は使用をやめる
Zエルボーの根本にジョイントを通すようになっていますがZエルボーのクランク部分はL字エルボーです
エルボーで受けている直ぐ脇にジョイントがあるのも不自然なのと、ジョイントを入れてしまうと配管受の
取付ビスを締めることも出来なくなるので、ジョイントの取付は止めることにします。
まあ、ジョイントは他でも使用出来ますから無駄にはならないでしょう。

・無火装置の取付
ベース板からの1.5φ配管CのT字エルボーをめい一杯下に下げて位置を決め、無火装置を差し込む穴を
1mmのドリルで深掘りして無火装置側の潜り量を増やします。
無火装置の端をカットして嫌気性接着剤で接着します。
DSC06778.jpg

・Zエルボーの取付様
写真のように取り付けられます、ベース板からの配管と干渉するので長さを調整します。(ベース板からの
突き出し量を調整します)
DSC06773.jpgDSC06774.jpg

本当だったら塗装したいところなのですが何せ雨降りなので、今日はここら辺で終わりにすることにします。
写真のように段々形になってきました。
次回ぐらいで、この部分の作業が終わると良いのですが・・・・
DSC06779.jpg

本日、これにて休工

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キャブ下配管の追加(公式面側2) [キャブ下配管]

公式面の作業の続きです、今日は管取付板(ベース板)に関わる部分を考えていきます。

・ベース板を取り付けるには・・・
どう見ても作業には分配弁が邪魔になります、なので分配弁は一旦取外すことにします。
DSC06727.jpg

・ベース板の取付る
ベース板を取り付けるためには非公式面同様にフロア・サイドとアンダー・フロアの肉盛りを撤去する
必要があるので、まずはこの作業から取りかかります。
撤去後にベース板を取付ますが、運転士の座席とブレーキ弁の取付ビスを流用しているので、ビス取外
の際に各パーツが外れますから注意して下さい。
DSC06728.jpg

・パーツの取付き様を確認する
この段階ではベース板への半田付けは行いません、あくまでも各配管の取付方向の確認のみです
前回の作業の通りZエルボーの取付板は奥にオフセットしています、なのでNo.7の1.5φ管Aはまず
修正が必要となっています(写真の通り)し、他配管も同様に配管ルートを確認して行きます。
以下の写真は瞬間接着剤で写真を撮る都合で仮止めしています。
DSC06729.jpg

・No.7の1.5φ管Aの作り直し
現物を見本に1.5mmの真鍮線を焼き鈍してから新たに作り直します、試しに現物を焼き鈍して修正を
行おうとしましたが案の定、直角に曲がったところから折れてしまいました。
DSC06730.jpg

・No.8の1.5φ管Bの補正
この配管は作り直しでは無く、曲げが緩やかなところを利用して補正すれば何とかなりそうです。
と、言うものの焼き鈍し作業だけは前もっておきます、赤丸の部分を補正して青丸の部分に隙間を
空けておきます。
DSC06735.jpg

・No.9の1.5φ管Cの取付位置
当初は素直に取り付ければ良いと思っていましたが、無火装置やコックが思うように取付きません
配管自体も工夫しないと駄目そうです、実機を見るとこの配管は割と分配弁の左側にあります。
配管セット添付の取説では右側の穴を使うように指示されていますが、左側を利用した方が
良さそうです。
Tエルボーは横を向くように取付る事になりますが、真っ直ぐに立ち上げれば良さそうです。
Tエルボーは固定されていませんから、他配管との取り合いが決まってから固定することになりそうです。
DSC06737.jpgDSC06738.jpg

・無火装置とコックの一体部品の改造
どうやっても丈が長すぎます、無火装置とコックの間に3mmほどの長さがありますので、これを無くして
しまいます、実機もこの部分全くと言うほど隙間がありません。
コック手前でカットして、コックには1mmの穴を空けてカットした先っぽを差込み丈を詰めることにします。
DSC06740.jpgDSC06742.jpg
          改造前                       改造後

・残るNo.2,3の1φの配管はもっと細い管に
前のスレッドの通り、この配管は1mmでも太く感じるのと自由に配管を行いたいことから0.5mmの銅線を
使用して分配弁へ接続することにします。
この先、どのようなルートで分配弁まで配管するか判らないので長めに延ばしておくことにします。

・ベース板に半田付けする
上記の通り配管の修正と流し様が判りましたから、ベース板を再度取り外し半田付けを行う事にします。
DSC06743.jpg

・分配弁への加工
ブレーキ弁からの0.5mmの配管は分配弁へと継がりますが、分配弁側にはこの配管を受け入れる
配管用の穴がありません、よってそのための穴を2つ空けることにします。
空け位置ですが写真の位置に空けることとしました、で、分配弁には1.5mmの穴についてですが
丁度裏手にかかるのとベース板から延びていて固定されていることから、このための穴を設けることは
割愛しました。一応こんな感じで分配弁には継がります。
DSC06744.jpg

今日はこの辺で切り上げる事にします、何とかベース板の取付様の部分は何とかなりました。
まだ未塗装のままですが他配管も含めて塗装の予定です。
次回は今回の続きで他配管の取付様の検討と組立ですが、既に疑問点というか取説通りで無い部分を
発見しています。
今回改造した無火装置とコックの組立パーツは取説だとコックからの配管が真下のブレーキ弁に向かって
いますが、検証をした結果細い銅配管で塵コシからの出口付近に継がっています。こう言った部分の
検証が次回も予想されます。さてさて、どうなりますか・・・
また、配管の作り直しも出てくるでしょう、納得が行くまで検証した上で組立てていますので、進歩が
超スローペースであること、ご了承下さい。

本日、これにて休工。

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キャブ下配管の追加(公式面側1) [キャブ下配管]

公式面側の作業に取りかかります、さて公式面は入りくんだ配管ばかりの作業となるだけでなく
タマナベさんからのコメントのように配管とスピードメーターが干渉すると言った問題も出ています。
さてさて どうしますか、問題解決を探りながらの製作となりますので超スローペースで進む事になります
回を複数に分けてのblogアップとなりますので、予めご了承下さい。

・公式面のパーツ1
公式面のパーツは2つに分かれています、その内の①に分包された方のパーツです。
DSC06597.jpg

・公式面のパーツ2
もう一つの②に分包されたパーツです。
DSC06598.jpg

・スピードメーターとの干渉
まずは、タマナベさんからもらった情報のスピードメーターとの干渉を対策する事にしますが、そのまま
組むと写真のような形に干渉する事が判りました。
これでは思うように配管が通せませんね・・・
DSC06600.jpgDSC06599.jpg

・考えた解決策
スピードメーターの取付様ですが、良く見てみると宙ぶらりんのアームは火室の壁面に取付ています
よって一番外側の配管が逃げる事が出来そうです。
しかしスピードメーターのメーターロッドとアームの間に配管が走るのは頂けません、実機も一番外側の
配管はそんなに外側に配管が来ていませんから、配管受けを奥側に動かす必要があります。

・配管受けの改造
ビス止め用の穴を長穴へ改造、奥側にシフトするため、奥側の丈を詰めていき結局2.5mmぐらい削っ
ちゃいました。^^;
DSC06603.jpg

・改造後の配管受けとスピードメーターとの取合い
ギリギリ配管が逃げる形まで持っていきました、この改造で配管が2mm以上奥にオフセットがかかった
状態ですから、他配管はかなりの補正が余儀なくされました。
DSC06606.jpgDSC06604.jpg

殆ど時間が無かったので、問題対策のみの作業となりましたが、タマナベさんからのスピードメーター
との干渉問題は解決しました。
さて次回はベース板からの配管関係を考えたいと思います。
短時間ですが、本日、これにて休工。

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キャブ下配管の下準備 [キャブ下配管]

毎週続けての作業時間が取れない、この頃ですが、作業のための準備作業を午後から始めました。
このキャブ下配管、前回の非公式面もそうですが、かなり苦労して作業を行っています。
割と自分なりには非公式面の配管は把握していたものの、全てが判っていた訳でも無いのが正直な
ところで、前回の通り2日間に掛けての作業となりました。

さて前置きが長くなりましたが公式面の作業のための下調べをしたので、その事をまとめておきたいと
思います。

・参考資料(DeAGO本誌)
配管セットの取説の冒頭にも書かれていますが、本誌の写真が参考になるかと思いますのでセットの
取説だけでなく、本誌も参考にしながら作業を進めてはと思います。
   3号 3ページ   公式面配管全景(C62 3ではあるが参考にはなる)
  18号 6,7ページ 公式面配管全景
  39号 11ページ  公式面(塵コシを経てキャブに延びる配管やショット、ランニング・ボード裏に
              3本の配管が見える)
  43号 11ページ  非公式面(二子三方弁周りとキャブ下周り全景)
  46号 11ページ  公式面(分配弁周りのショット)
  63号 11ページ  非公式面(キャブ下全景と塵コシ周り)
  75号 11ページ  公式面(分配弁クローズアップ)

・取付位置関係
写真を見ての通りの位置関係となりますが、セットの配管をそのまま組んでも写真と同一の位置に
なるとは限らないかと想像します、一部配管は作り直しが必要かも知れません。
まあ、ここら辺は臨機応変し進めるしかないでしょう。

・配管太さ
注意が必要なのは分配弁とブレーキ弁を継ぐ配管です。キットでは1mmの配管となっていますが、
それでも自分は太いと感じます。
よってブレーキ弁に行く2本は0.8mmの物を使用する事にします。
〓 修正 2011-04-29 〓
ブレーキ弁への2本は実際0.5mmの銅線を使用しました。


・分配弁下の塵コシ
配管にぶら下がった塵コシですが、写真でも判るように塵コシの後に取付板があります、取付板にやはり
取付た方が他配管の組立も良いかと思います、取付板は既に自分は製作済みですが、これからの方は
小生の2010年7月17日の分配弁の塵コシ取付板の製作のスレッドを参考にして下さい。
75g11p.jpg
   本誌75号11ページより

・塗装について
塗装も注意が必要です、分配弁周り、分配弁の塵コシあたりは未塗装のままの部分があるのと、コックの
部分は白塗装となっています。

・スピードメーターとの取り合い
この部分は後回しにしようかと思いましたが、キャブ下に取付く部分だけは、今回の組立に合わせ取付る
必要がありそうで、後付けにすると面倒そうです。
多分干渉を避ければ何とかなるでしょうが、写真のパーツだけは取付ておく事にします。
DSC06455.jpg

・他参考資料
DeAGOの本誌以外に以下の資料も役立ちます、一部はパーツを買わないと入手出来ない資料も
ありますが合わせて参考にすると良いと思います。
   サロン情報24 S-8 の4,5ページ
   No.18 配管セット(ボイラー)に付属するA2版の図面
〓 追加 2011-04-29 〓
高価(17,000円)な本ですが「日本国有鉄道 蒸気機関車設計図面集」の図面も参考にしています。
キャブ下配管(ブレーキ管)関係は、この図面(特にD51)が参考になりました。

さて下調べは、まだまだ続いています。残りは製作のスレッドをご覧頂く事で把握戴ければと思います。
(でも、いつ作業に取りかかれるかな・・・毎週のヤボ用がある中^^;)
まっ、ちょっと気を長くして、お待ち戴けますか宜しくお願いします。m(_ _)m

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キャブ下配管の追加(非公式面側) [キャブ下配管]

やっと発売になったキャブ下配管キットですが、やっと手を付けられるようになり今日の作業となりました。
購入したキットですが予想以上に手強そうです、まずは部品数が少ない非公式面側から手掛ける事に
しました。

・購入したキットの部品
見ての通り3枚の取説と3つに分包されたパーツで構成されています、かなり複雑に曲げた配管関係が
いくつもあり見分けが付かない状況なので親切に分けたのでしょう、それほど細かく複雑に曲げ加工が
されているパーツです。
また、取説作りでかなり時間を割いたとの事でいくつもの写真で配管の状態を説明しています。
これほどのパーツですので値段もソレナリニします、何と6,000円也。悶々と資料集めで行き詰まった
自分にとっては製作資料だけでも十分価値ある価格と思っています。
DSC06407.jpg

・今回使用するパーツ
非公式面は③の右下用のパーツで行います、前の通りこれだけでもこんなに複雑な曲げ加工がされて
います。
DSC06409.jpg

・テンダー配管受けの取付
組立自体が立体的に行う必要があるため何らかの支えが無いと思うように半田付けが出来そうも
ありません。なので、まずはこのパーツを取付ます。
取付はキャブ下のリア・エンドビームを一旦取外し、取付面積があるので、それにエポキシ接着剤で
接着します。(接着面の塗装は予め剥がしておきます)
接着の際ストーカーエンジン等が付いていない方の3個のビス穴にビスを取付ておき、位置出しガイドに
利用し写真の円の部分をエンドビームの上端と配管受けの上端を合わせます。
DSC06412.jpg

・管取付板右(ベース板)の取付
このベース板を座席用とキャブ側板当てのビスを利用し共締めして取付ますが、二子三方弁用のビスは
まだ外さないで下さいキャブ側板の内側のL字金具が外れます。
自分の場合フロア・サイドとアンダー・フロアは強度を持たせるためにエポキシ接着剤で肉盛りをしています
この肉盛りがベース板の取付位置に盛られているので削り取っています。
また作業をし易くするために、火室脇に付いている揺りシリンダを取外しました。

・ベース板への配管の取付1
既に曲げ加工済みの配管を半田付けすれば良いかと思ったら、何と寸法誤差によってシックリと取付か
ない、キットの曲げ済み配管を修正しようと補正し始めたら、ポキッと曲げ部分から折れてしまい
やむなく自前の1.5mmの真鍮線で作り直しました。なお加工時は真鍮線を焼き鈍してから作業をして
います、Rが小さい曲げを行うと曲げの部分でパーツと同様にポッキリと折れてしまいます。
作り直した配管をベース板に半田付けしていきます。(半田付け前に塗装しています)
DSC06416.jpg

・二子三方弁との取合い
一部の配管は二子三方弁へ延びている配管ですが、この配管は二子三方弁自体を改造して取付る事に
なります。
テンダーに近い方の配管を取付ベースの根本から切断し、ベース板から延びている小さな配管と八角
管継手を使用し接続します、この管継手は①の公式側左の袋に入っている物を1個使用します。
DSC06418.jpgDSC06430.jpg
この配管は微妙な位置修正の繰り返して取付いています、半田付け前に方向と長さ調整した上で
二子三方弁からの配管と接続しています。
この配管は取外した揺りシリンダとかなり干渉しますからシリンダーの隙間(写真の丸の位置)に
配管を這わすと言った微妙な調整が必要です。

最悪、この小さなL字の配管は見える位置では無いので省略しても問題ないかと思います。
また横に突き出したエルボーの先にはテンダーに向かう配管を接続しますが、これも先の配管同様に
配管を作り直して作っています。

・ベース板への配管の取付2
ベース板に一番太い管を取付けます、これがかなり大変で半田コテがなかなかベース板を温めることが
出来ず半田付けに苦労し、結局キャブに穴を開けて管を取り付けると言った荒技になりました。
この管だけはある程度方向が判っているのでキャブ下に取付る前にベース板に半田付けしてしまった方が
良かったようです。(これから製作をする方要注意です)
干渉する物が無いので未塗装で取付けています。
(二子三方弁からの配管もこの写真でお判りになるかと思います)
DSC06420L.jpg

・他配管の取付
もう、これ以上言葉で説明するのが難しいので完成写真を見て下さい。^^;
太いL字の配管は半田付けが難しいのでエポキシ接着剤で肉盛りついでに取付けました、そして塵コシへ
延びる配管は寸足らずなので、後日交換予定です。(2.2mmの布巻管を前回の作業で使い果たして
手持ち在庫無し)

・配管の塗装
多少の管は先に塗装したのですが、ベース板等はしたかったのですが取付後に手塗りの塗装をかけて
います。

・作業完了
こんな感じに仕上がりました、本体を台車に戻す前に揺りシリンダを取付忘れないようにして下さい
台車に戻した後では非常に取付づらいです。
DSC06432L.jpgDSC06434L.jpg
DSC06441L.jpgDSC06443L.jpg

何とか2日掛けての作業で本数が少ない割には手間がかかった配管作業でした、何とかここまで形に
なりました、欲を言えば塵コシからの配管やテンダーから来る配管はLアングルを曲げて作った支持材で
実機は支えられています、この部分は追って再現したいと思います。
これである程度は要領を掴んだので公式面はもう少し手際良く作業が出来るかと思います、でも作業量が
多いので丸二日はかかるかと想像します。(段取りをもう少し検討しないと)
悪戦苦闘の二日間でしたが、本日これにて、休工とします。

〓 2011-3-21 19:15 追記 〓
後々、色々な資料を見ていて判ったのですが、大きなL字の配管は布巻管である事が判りました、よって
この配管は入れ替える事にするのと、塵コシからの配管も、現状の長さの位置でテンダーとのジョイント
ホースで継がれる事が判りました、この部分は今週末にでも修正します。

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